〜葡萄色の夜明け〜
あなたを好きになったかも知れない
私はここに来てこんな風に


思ったことをありのままに書くことしかできません。


けれど私の人生の中で、大切な存在だからこそ


思いのままに自然に、遺しておきたい気持ちが溢れます。

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相棒に音楽を授けてくれた人。


ギターを始めて手渡してくれた人。




「小さな町のレコードショップ」のアルバイト店員から始まり、


「俺はここで終わる人間じゃない」と、大きな舞台に身を移し


異例の出世を遂げ、業界No2に駆け上がった人。




その生き様全てが、相棒にとっては「尊敬してやまない存在」でした。


年の離れた従兄弟でしたが「自慢の兄のような存在」でした。





相棒の愛しい眼差しから伝え聞くその男性(ひと)は


幼少期からあまりに波乱万丈の人生で、


彼の辿った壮絶な人生を語るには、一冊の本では到底足りないほどでした。




そして何より確かなのは「特別に相棒を可愛がってくれた人」だと言うことです。

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数年前、相棒が新居に伺った時のことです。




「え?お前1人で来たのか?何をしてるんだ。」

「どうしてAkiraさんと娘さんを連れて来なかったんだ?」

「次に来る時は必ず必ず一緒に連れてこい。分かったな。分かったな。」




「いいか?今度は1人で来るんじゃないぞ。」




着いてから帰るまで、そればかりを繰り返されたそうです。

苦笑いの彼がそう話してくれました。




私はそれが心残りでなりません。



「いつか」



その言葉の重みを、重々分かっているつもりでこれまで生きてきた筈なのに

「いつかは無い。だから今」

そう思って生きてきたはずなのに



どうしてこれまで飛んで行かなかったのだろう。

何故もっと早くに逢いに行かなかったのだろう。



あまりにいつも側に居てくださっているような気がしていました。



次に東京へ行く時には必ず一緒にお宅へ伺って

「これでもか」と言うくらいに、

大好きなギターの話や、音楽の話をさせていただくつもりでした。




小さかった頃の相棒のこと。

間違いなく泣き虫で、それ以上に、譲れないひたむきな心を持った相棒のこと。

あなたの口から聞かせてほしかった。

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秀人さん。


昨日の仕事がえり、電車の中で相棒のラインからあなたの旅立ちを知り

私は彼を少しの瞬間も1人にしたくはなくて、

駅から家までのとても短い距離を、泣きながら全速力で走りました。




「私は泣かない。今は泣かない。私は泣いちゃいけない。」

いよいよかと連絡を受け、その壮絶な状況にもそう言い聞かせてきました。




私の顔を見た彼は


「そんなに泣いてくれるの?ありがとう。」


丁寧にそう言いました。




「今から一緒にお酒でも買いに行こうか。」


エレベーターを待ちながら


「私、あなたに出会う前に秀人さんに会っていたら、彼のことを好きになっていたかも知れない。」


「秀人兄ちゃんだったらいいよ。」


そんな話をしていましたが、聞こえましたか?

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驚いたのは、あなたの遺言が私と同じだった事。



「葬式はしないでほしい。」


「LPをかけてくれ。」



あなたどんな思いで「葬式をしないで欲しい」と言ったのか、

私には痛いほど理解できました。



あなたにお別れを言いたい人は山ほどいるでしょうし、

その方々には申し訳ない事かもしれませんが、

その「選択の期間が与えられた事」だけは本当に良かったと

私は心からそう思いました。



「葬式はしないで」



こんな遺言を残す人が、自分以外に居たのかと思うと

私はあなたの存在を、とても身近に感じていました。




そしてきっとその遺言の中には、愛した人たちにあてられた言葉が

丁寧に込められていたのだと思います。

そんな風に生き抜いた人だと思います。

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今朝一番、彼はあなたの元へ発ちました。



私は一緒に行きたかったけれど、

「お願い、一緒に行きたい。」とは、どうしても言えませんでした。

この場面で「私は」と言う言葉を

彼に向かって口にするなど、到底出来ませんでした。



「秀人兄ちゃんは背が高くてあの顔立ちだから、モデルにもスカウトされたんだよ。」

「秀人兄ちゃんは、秀人兄ちゃんは、、」

とにかくいつも私に、あなたの自慢話ばかりでした。

そして、ある面ではあなたの不遇な人生を、深く憂いでもおりました。



秀人さん。

私はあなたを好きになったかも知れません。

でもそれはきっと、

相棒がこんなにも愛して止まない人だったからでしょうね。

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「逢いたかった。」


「私も一緒に行きたかった。」




一緒に居たかったです。


側に居たかったです。




私の母と同じお寺に入られるのですね。

遺言にしっかりと記されていたそうですね。

これも偶然ではないのでしょうね。




「彼に音楽を授けてくださって、本当にありがとうございました。」


「彼を可愛がってくれてありがとうございました。」




あなたが骨になる日、

「大切な会社の試験」が「彼の為だけに」用意されています。

きっと偶然では無いのでしょうね。



「どうしてよりにもよって、こんな時に試験なんだ。さすがに帰らなきゃいけないのか。」

そう繰り返す彼に



「こんな時、秀人さんならあなたにどうやって言うかを1番に考えてあげられるといいね。」

「葬式をしないで欲しい。」と遺言を遺した秀人さんは

あなたにどう言うのかを、それだけを考えてあげられるといいね。

私はひとまず、そう声をかけました。




秀人さん。


彼は、骨になるあなたの前に立っているのは無理だと思います。

きっと気が狂ってしまうでしょう。

あなたも分かっていらっしゃいますよね?



けれど、彼は帰ってこないかも知れません。

1番泣き虫だけど、それ以上にひたむきな想いを持ち続ける人ですから。



「あなたを愛した彼の人生」

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私はここで泣いていますね。

いつかお逢いできる日に。

また。


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「北風と太陽」太陽にならなくていい
「北風と太陽」


物事に対して「厳罰で臨む態度」と「寛容的に対応する態度」の対比。


行動心理学的には、よく用いられるお話かもしれません。
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(Photo by Akira)






「勝者は太陽なのだ!」


「太陽でなくちゃいけないのに、、私はダメだなぁ。。」

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(Photo by Mさん)






と、こんな風にうっかり理解をしてしまうと、


時には「〜でなければならない」と言う義務や役割に感じられ


逆に「プレッシャー」になってしまうかも。

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(Photo by Mさん)






そして終(つい)には「いい人を演じる」と言う、


「ドツボで自虐的な振る舞いに陥る可能性」
も、無きにしも非ず。

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(Photo by Mさん)





「自分が太陽でなくてえーやん。」




「我が身の行動の浅はかさ」をこれまで感じている私。


常々そう思っているのです。(それしか救い道がないとも言う。)

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(Photo by Mさん)





先日のヴォイトレでの一幕。



間違えていい。

止まってもいい。


けれど、失敗に気を取られて「自分の立ち位置を譲り渡しはしないで。」


「自分の居場所から目を背けないで。」


ただ、すぐに戻ればいいから。

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(Photo by Mさん)




「歌うことは、本当はそれだけでいいの。」



生徒さん、泣いちゃった。


心が温まって、自然にほろほろと溢れたのです。


ブラボー。

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(Photo by Mさん)





課題曲「The Bird Without Wings」
  by Superfly



「僕は不完全、飛べない運命・・・涙の川泳いで世界中を見返すんだ」



「見返すんだ」と言うこの歌詞。


「どんな風に、目の前の人に届ける?」


それは何かに対する「憎しみや面あて」なのかな?

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(Photo by Mさん)





「見返す」とは


自分が一番自由に飛べる羽を手に入れるために


改めて一度「見直す」こと。

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(Photo by Mさん)





「怒りや厳罰の感情」ではなく


限りなく大きな太陽に恵まれた「喜びの感情」で


この世界を見直す(包み返す)ことじゃないかな?

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(Photo by Mさん)





基本的に、歌詞に「決めつけの指導」は致しませんし、


あってはならないのですが、時と場合によってはありですね。


今回の話とリンクしたので、書かせていただきました。

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(Photo by Mさん)





本日こちらにアップさせていただいている写真。


私のユニット「風美」にいつも足を運んでくださるMさんが撮って下さったものです。


私はMさんの撮る写真が大好きです。

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(Photo by Mさん)



決して太陽になれない私を、まるで太陽のように輝かせてくれる。


うおー!幸せだーー!!



私もカメラを手にします。(只今時間が無い為、撮影休業中。)

その中で、絶頂感を味わえること。

それは「カメラマンの視点」が如実に現れること。

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(Photo by Mさん)





その切り取ったシーン。


ある意味「言葉よりも赤裸々で面白い」のです。


そこから「写真を撮ることに魅了された」のだと思います。

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(Photo by Mさん)




そんな中、私をこんな風に包んでくれて、陽をあててくれて、


Mさんの写真を見るたびに「生きることへの愛しさ」がこみ上げてきます。

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(Photo by Mさん)



自分1人で何もかも背負わないで。


自分が太陽でいなくてもいい。


そんな窮屈な思いはしなくていい。


けれど「いつも太陽が側にありますように。」

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(Photo by Mさん)




忙しさを理由に、会いたくてもなかなか逢えない友人たちが山ほどおります。




どうか 彼や彼女たちが今日も笑っていますように。


どうか 憎しみや怒りに囚われていませんように。

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(Photo by Mさん)





「北風と太陽」


大きな大きな太陽をみつめ続ける心。


これからも、いつまでもどうか咲かせていてね。

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(Photo by Mさん)




Thank you again
来年3月まで、日々に追われ、秒速移動??が続くだろう恐怖の現実(笑)


私にとって代えがたい「BIG NEWS」が飛び込んでまいりました。

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ずっと以前から応援している「浜口祐夢」さんの、久々のライブ告知!!

がしかし。。全く喜べない。。むしろ凹む。。

「あーー。。なんと間際の告知なんだろう。。あまりに突然過ぎて、絶対無理だ。。」



そう思っていたのですが、

どうしても諦めきれず、予定を入っていた方々に相談させていただきました。

そして、ご配慮により、奇跡的にライブに向かえるようになりました。


で、新宿。

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新宿はジャスト1年ぶり。

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彼のライブは10年ぶり。

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彼が東京に出てから、活動していたバンドのファンとして知り合った

今はすっかり「東京の妹」

妹曰く、私は「姉」ではなく「姐」らしいデス(笑)

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妹は現在V系(ヴィジュアル系)のバンドさんのお手伝いをしており、

当日のハコも、妹が普段スタッフで出入りしているところで

迷いなく「関係者入口」から入り「関係者席」からしばし盛り上がる私たち。

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妹「あ。。おねぇ(私のことです)ここ関係者席だった。。ついいつもの調子で。。」



私「えっ。。?」Σ( ̄。 ̄ノ)ノ(一瞬ひるむ。。)



そんなハプニングもありつつ、10年ぶりに耳にする彼の歌声は

「✨世界最強✨」から

「✨宇宙最強✨」に見事に更新されました。

 

ここで少し私事ですが、

ユニット「風美」
でアンケートをさせていただいております。

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これは私にとって「最重要」でございます。

音楽を知っている、知らない、出来る、出来ないなんて関係ない。

「聴いてくださる方が一番のきき手」

ここ、すっごく重要なんです。

なので「風美」のアンケート。

この間、紙に書ききれずに裏まで書いてくださった方までいて、

どれだけ有難かったことでしょう。


どんなコトでも書いていただきたい。

「こんな音楽聞いてられない!」「こんな芝居は観てられない!」

本当になんでもいいのです。



「私たちをどう感じたのかを率直に」伝えていただきたいのです。

「風美」に向き合ってくれた「またとない機会」を決して無駄にはしたくはないのです。



有難い事に、現在、多方面から様々なアドバイスをいただき

まだまだ未熟な私たちに、うんちくを度外視したご意見をいただいたりもしております。

これからも、どの思いにも
真摯に向き合って行きたいと思っています。

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そして話は戻ります。

もう実に長い間、私は彼の歌を聴いています。

なので私も「1番の聴き手の1人」でございます。

歌というのは、歌うから伝わるのではありません。


リスナーは様々な角度から、かなり繊細に総合的に感じて受け止め、

その1曲を全身全霊で聴いています。

「音楽まみれのうんちく」とはまた対極にあるものです。


もっと鋭く、もっと率直に、本人さえ気付かない生のものを

ある意味ではえぐり取るように感じています。


今回のライブの感想の詳細をこちらに記すことはありませんが、

彼の肩を揺さぶり、少し言いたいような感情も湧いてきました。

機内で聴いていた曲が最初に流れ出しました♪

いちばん聴きたかった曲は今回は聴けませんでした。

けれどやっぱり「✨最強更新✨」です。


今はもうプロデュース側におられるご様子で、

ご自身からライブをされることはほぼ無いようですし

「プロデュース業」の足を引っ張る発言かも知れませんが、

私にとっては「プロデューサー」ではなく「圧倒的なヴォーカリスト」なのです。

ご自身や誰が、どんな肩書きをつけようと、私にとっての彼はそこに不変のものです。



今は便利な「youtube」など、てんで話になりません。

やっぱり「ライブに行かなければ」本当の歌声は自分の中に存在しないと再確認した夜でした。





待望のライブは大盛況で終演。

出演者のみなさま方、素晴らしいステージと歌声で、

私たちを非日常へと誘ってくださいました。


「魔女の接吻」主催者「kaya」

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あ、、男の子です。

ありがとねん♪




ライブハウスを後にして

「底なし&ワンコそば状態」でお酒を召し上がる「妹&弟」と呑みに参りました。


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近年、ようやく「1杯を楽しめるようになった」私ですが何か?

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閉店まで飲み尽くす「妹&弟」

閉店まで「2年モノの生ハム」のうんちくを聴きながら、食べ尽くす私。

さー、、いよいよお開きかと思ったらゲストが駆けつけて下さるとの連絡。
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「✨人生初のはしご酒✨」

2件目のお店に向かいました。

駆けつけて下さったゲストの彼とは初対面。

のっけから変な質問をぶつける私に、妹がすぐさまフォロー、、

「あの。。この姐は、決して酔っ払っているわけでなく、しらふでこのような事を申し上げておりまして。。。」

「あれ?私、また何かおかしいのか??」(ごめん妹。。)

会話が進んで行くごとに、

現在ステージで活躍中の彼の中にあるスピリッツが、私に刺さる刺さる。。

彼の毅然とした「歯に衣着せぬ話しっぷり」があまりに見事で

私はストレートに胸を打たれていました。

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妹曰く「絶対、おねぇに会わせたい人だったんだ。」

「彼は決して相手を見て、自分の意見を曲げたり覆ったりしない人なの。

私自身も、良いことも悪いことも言われるんだ。」

妹たちの彼への信頼が、私の胸にも伝わる愛しい時間でした。

ま、私は「近所の犬の話」とか、ばかばかしくも愛に溢れた話ばかりでしたが(笑)



今回、新たなご縁も頂き、いつも以上に豊かな時間を過ごさせていただきました。



本当にありがとう。

大事なものは自分が守る。

大事なものはいつも自分の中にある。



これからもいつまでも

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Thank you again




ようこそAkiraのときへ

















このブログの主題歌を作ってみました。
「La Douceur」
〜葡萄色の夜明けの唄〜



作詞・作曲・編曲・唄:Akira





「果てない感動」

「ギタリストの兄の旋律」に纏われ過ごした子供時代。
自身の分身を産み出すように
押し寄せる波のように
「激しいまでに美しい音色」が
いつも私の耳元で鳴り響いていた。
その音色はまさに「天に届くもの」

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作詞をする。
作曲をする。
アレンジで風に色をつける。
風をまとい、歌い響かせ昇天する。

亡き父が愛したカメラの世界。
感じる。
動く。
焦点を定める。 息を止め、シャッターに触れる指先。

ブログヘッドデザイン原本 のコピー

最後の時計が止まる瞬間まで、愛おしさに焦点を合わせ続けた父。
大切なものを守る為には、他を捨て去る事に何のためらいも無かった父。

「一瞬たりともぶれない焦点世界」

私が愛してきた音楽と同じ。
父亡き後、その世界へと歩き出す。

写真を撮るのは、歌を唄うのは

「あなたがいるから」
「あなたがいたから」

「この愛がすべて」そう響かせて。

IMG_0342 のコピーブログ

「Akira」(アキラ)歌と共に

14725477_akira.jpg
シンガーソングライター、
アレンジャー、
ヴォイストレーナーとして活動中


2016.1.1
ユニット「風美」fu-bi
HP開設致しました。
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