〜葡萄色の夜明け〜
「ろくでなしの感情」〜オセロの盤の上から〜
小さな出来事に、心がざりざり擦られる時が誰にでも在る。


その時に必ず顔を出してくる、ろくでなしの感情。


「私は白だ」


「私は悪くない。あなたが悪い。」


そんな感情に、ついにぐるぐる巻きにされそうになった時


向かい合う、愛しい人の表情を見て愕然とする。



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「この顔が、私の好きになった顔なの?」


「大変だ…もう白や黒なんてどうでもいいから、一刻も早く好きな場所に戻らければ。」


何も難しい事じゃない。


「やたら白やら黒やらの、オセロの盤の上から一目散に飛び出そう。」



IMG_9141222.jpg



私はそれまで、愛しい人にこぼしていた


真っ白に埋め尽くされた、哀しい盤上の舞台から飛び降りて


「ごめんね。本当にごめんなさい。」


「私はこんなあなたの顔を見る為に、一緒に居ようと思ったんじゃないの。」


「私の愛に戻るから見ていてね。どれだけ大きいか見ていてね。」と


自慢気でも、あてつけでもなく、素直にそう言った。



IMG_3446222.jpg



「とても越えられそうにない」と確信していた


山のように高く、壁のように私を包囲し


そこから冷たく射るように動いていた唇が


ウソみたいに柔らかくなった。


愛しい人も、オセロの盤から飛び降りた瞬間だった。




「ありがとう。これだけは信じているの。」


IMG_50092121.jpg



もう、あなたが見ている私も、あの日からの私ね。きっとね。



あなたの事、違う人にしなくて良かった。



あの日からの私に、駆け寄ってくれてありがとう。







※生きていると色々あるけれど、今は懐かしく思い出せるエピソードがあるって幸せな事ですね。

年をとりました(笑)




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この記事へのコメント
704. 和美   URL  2014/02/27 14:00 [ 編集 ]
刺さる~

最近 不機嫌な私です。

見るべきは 相手ではなく 自分自身なのかと気づきました。

ありがと♪



705. ☆和美ちゃんへ   URL  2014/02/27 18:07 [ 編集 ]
ありゃりゃぁ〜。。

良い意味で刺さっていたらいいんだけど
テンション下がったら、所詮「ざれ事」だから
ほおっておいて〜!!

自分を責めるんじゃなくて
一番気持ちいい景色の中に飛び込んじゃうんだよ♡
単純思考の私です(爆)

こちらこそありがと♡
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ようこそAkiraのときへ

















このブログの主題歌を作ってみました。
「La Douceur」
〜葡萄色の夜明けの唄〜



作詞・作曲・編曲・唄:Akira





「果てない感動」

「ギタリストの兄の旋律」に纏われ過ごした子供時代。
自身の分身を産み出すように
押し寄せる波のように
「激しいまでに美しい音色」が
いつも私の耳元で鳴り響いていた。
その音色はまさに「天に届くもの」

IMG_7929のブログ

作詞をする。
作曲をする。
アレンジで風に色をつける。
風をまとい、歌い響かせ昇天する。

亡き父が愛したカメラの世界。
感じる。
動く。
焦点を定める。 息を止め、シャッターに触れる指先。

ブログヘッドデザイン原本 のコピー

最後の時計が止まる瞬間まで、愛おしさに焦点を合わせ続けた父。
大切なものを守る為には、他を捨て去る事に何のためらいも無かった父。

「一瞬たりともぶれない焦点世界」

私が愛してきた音楽と同じ。
父亡き後、その世界へと歩き出す。

写真を撮るのは、歌を唄うのは

「あなたがいるから」
「あなたがいたから」

「この愛がすべて」そう響かせて。

IMG_0342 のコピーブログ

「Akira」(アキラ)歌と共に

14725477_akira.jpg
シンガーソングライター、
アレンジャー、
ヴォイストレーナーとして活動中


2016.1.1
ユニット「風美」fu-bi
HP開設致しました。
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