〜葡萄色の夜明け〜
母の男性(おのこ)の愛し方は
「娘の大学の【民俗学のレポート】のテーマ」


「祖父の人生」


昨日の朝、お出かけでバタバタ用意している私にいきなり

「お母さん。この間のおじいちゃんの話をまとめてみたんだけど、見てくれない?」

相変わらずの、のんびりほんわか顔の娘がいふ。



「いーーーまーーーーーーーかーーーーーーー!!?」




が、涼しい顔で「分かりました。」

そして、読めば読むほどチェックしてしまう。。

やってはいけないのだが、文章の使い方がおかしい。。

え?ここも。。

ここに「、」なのか!!?

ここで接続詞が2つーーー???

「使い方、おかしくねーーーか?」(下品で誤字脱字が多いわたくし事は「棚の上」)


娘が「文学部」でなければ、ここまで私がムキになる事はないのですがね…。

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とにかく「本」が大好きで、腐るほど浴びるほど、読んでいる娘…。

けど、書くとこうなるのか…。


ふしぎーーー。


と、全く関係のない所をことごとくチェックし出したら止まらなくなり

「文脈だけをチェックして欲しかった娘。」

「ことごとく違う所をチェックする母。」(あなたーー時間無いのでは。。?)


レポートを読まれた教授「す、すすごい話ですね?」と。


いーーえ!!

教授!!



私が話したいのは(聞いてないから。。)

父の人生や性格もかなりバラエティに富んでいるのですが、、


その「父を選んだ母」のお話なんです!!(はい。「レポートテーマ」を完全無視)

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学校の教師をしていた父と母。

母はもの静かで意志が強く、いつも笑っている人だったそうです。

職場での評判もとても良かったと。



一方父は、前回も書きましたが「偏屈者」

勉強が遅れている子の家庭を放課後訪問し続け、

勉強が進んでいる子の保護者からは、日々「非難囂々」

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おかげで母が亡くなった時、4才の私を預かってくれたPTAの方々は


まさしく「父が訪問したお宅のお母さん方」でした。


「おばちゃん。おっちゃん。お世話になりました!!」


「色んなお宅をたらい回しに(笑)されたおかげで、人見知りをせずに大きくなりました!!」

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親が決めた相手と結婚していた母。


ある夜、突然父の家へと走った母。



「先生。私、夫と別れてきました。」

「私は先生がずっと好きでした。一緒になって下さい。」




父。


腰抜かす…。



ほどの驚き…。



いや、むしろここは父のリアクションが自然かと。



「見かけによらず、なんて大胆な事をする人なんだろう。」と。。(思いますよね?)

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その後、結婚するようになった2人を周りは

「何でアイツなんだ。なんでアイツを選んだんだ?」とそれはそれは

「初婚の父」の方がえらい言われようだったみたいで(笑)


母は、大人しい顔をして、とつぜん「歌のおばさん」と言う「ラジオオーディション」などにも出たりして

時折父を驚かせていたようです。

子どもたちには厳しく「歌と踊りが大好きな母」だったそうです。

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「お母ちゃん。」

「生きていて欲しかったなぁ。」


周りの人からいくら「可哀想にねぇ。」と言われても、父から十分な愛情を頂いた私は

寂しいなんて思わなかった。

娘を産んだ時も、そんなには思わなかった。


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けれど今ならば「女同士」としてあなたとしか語れない、

通じ合えない物があるのだと、とても思います。


唯一遺された日記の一行に


「5月の空はすがすがしい。通る人もなにもかも。」と普段通りの母の文字。


一緒に肩を並べて口ずさむ唄の行く手は、あなたとしかなし得ない「さいはての愛の唄」

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ああ、とてもとても歌ってみたい。

母の歌声は聴いた事がないけれど、

きっと私の隣でいつも唄ってくれていたはず。


毎朝欠かさずの公園の行き道で、帰り道で、愛しい人の名を呼ぶように唄ってくれていたはず。


「私の男性の愛し方は、きっとあなたそのものだったのでは?」


最近そう思えて仕方が無いのです。





幸せは人それぞれ。

生き方も人それぞれ。

愛し方も人それぞれ。



お母ちゃん。



感じたいだけではない「見つめたい人生」をありがとう。

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あの日の夜。父の家へと走り


予想もせず、心安くタバコをふかしていただろう


父の居る部屋へと続く階段を、あなたはどんな思いで上がって行ったのかが


今なら分かる気がします。


心の端々を渡り行く「悩ましいあなたの動乱」が、私の身体に共鳴します。

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さて、教授。



次回の民俗学のテーマは「祖母の愛」ではいかがでしょうか?







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この記事へのコメント
1278. どんぐり博士   URL  2015/06/27 10:48 [ 編集 ]
是非ともお願いしたいです。
そして
相棒の愛
そして
Akiraの愛
へと
続くのでね
1279. ☆あんちゃんへ   URL  2015/06/27 10:55 [ 編集 ]
おはよーー♪
あ・「こんにちは」かな♡
あんちゃんの好きなシリーズでした(笑)
この「女ですものシリーズ」結構人気あるのですよ。
お手紙までいただいちゃっております。

あははん♡

続くよ愛は♡
1280. pao   URL  2015/06/27 11:21 [ 編集 ]
お母ちゃんのお顔、初めて見ました♪
可愛いね!
そして行動はやっぱりあなたのお母ちゃんだわ(笑)
私も逢ってみたかったなぁ☆
1281. ☆paoちゃんへ   URL  2015/06/27 11:24 [ 編集 ]
えーーー!そっかぁーー♡
初めてだったんだぁ♪
「行動は私」
そうなのよん。最近とってもとっても思うのよん♡
1282. ドロシー   URL  2015/06/28 08:07 [ 編集 ]
あまりに情熱的で、コメント1日おいてしまいました。

あなたの情熱は、ここだね。
お母ちゃんに顔も似ている…

教室風景の写真も何とも言えずいいな〜❤️

お兄様も貴女の情熱のもとは
この短く情熱的に生きた母なのね。

1283. かのん   URL  2015/06/28 08:57 [ 編集 ]
おかあちゃん、そっくりね(*^^*)
二人乗りの自転車も今のみかちゃんそのものね
ほしかったもの、見失わずに
まっすぐ生きた二人の笑顔が素敵
1284. kanon♪ちゃんへ   URL  2015/06/28 09:07 [ 編集 ]
母とは確かに4歳までしか過ごさなかったのに
母の書いた日記の文章の書き方。
「まるで私」と、震えたよ。
不思議だねぇ。
短かったけれど、どれだけのものを注ぎ込まれたのか
そして今でも生き続けているのかが、今なら良くわかるのよ。
今なんだね♡
1285. ドロシーちゃんへ   URL  2015/06/28 09:25 [ 編集 ]
以前、兄が書いてくれた「母を思う」と言う詩の中に

洗濯機が嫌いだったお母ちゃん。
いつも手もみでやっていた。

人間不信のお母ちゃん。
きっと人と自然を深く愛しすぎたのでしょう。

この兄の書いた文章だけでも、今の私の生き方と
非常に重なる事があります。

いつも兄のコトも優しく温かく心において下さり
その気持ちが嬉しくて幸せでなりません。
「ドロシー。ありがと♡」
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ようこそAkiraのときへ

















このブログの主題歌を作ってみました。
「La Douceur」
〜葡萄色の夜明けの唄〜



作詞・作曲・編曲・唄:Akira





「果てない感動」

「ギタリストの兄の旋律」に纏われ過ごした子供時代。
自身の分身を産み出すように
押し寄せる波のように
「激しいまでに美しい音色」が
いつも私の耳元で鳴り響いていた。
その音色はまさに「天に届くもの」

IMG_7929のブログ

作詞をする。
作曲をする。
アレンジで風に色をつける。
風をまとい、歌い響かせ昇天する。

亡き父が愛したカメラの世界。
感じる。
動く。
焦点を定める。 息を止め、シャッターに触れる指先。

ブログヘッドデザイン原本 のコピー

最後の時計が止まる瞬間まで、愛おしさに焦点を合わせ続けた父。
大切なものを守る為には、他を捨て去る事に何のためらいも無かった父。

「一瞬たりともぶれない焦点世界」

私が愛してきた音楽と同じ。
父亡き後、その世界へと歩き出す。

写真を撮るのは、歌を唄うのは

「あなたがいるから」
「あなたがいたから」

「この愛がすべて」そう響かせて。

IMG_0342 のコピーブログ

「Akira」(アキラ)歌と共に

14725477_akira.jpg
シンガーソングライター、
アレンジャー、
ヴォイストレーナーとして活動中


2016.1.1
ユニット「風美」fu-bi
HP開設致しました。
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