〜葡萄色の夜明け〜
「縁」〜えにし〜

ー6月4日、晴れやかな日ー

ある「シンガーソングライターの彼」の「晴れの日」でした。

IMG_8244333.jpg  


出会った頃、彼は中学生、私は30過ぎの女。
息子??(笑)(´∀`*;)ゞ
駅前のストリートで出会いました。



中学生の彼は自転車でギターケースを抱えてやってきました。
「姐さん!姐さん!俺、曲出来たねん。聴いてくださいよ!」
てな具合。



「姐さん」と呼ばれた理由は簡単。

akira.jpg 

「女1人で夜な夜なストリートに出る決心」をした私。
私にとっては「一大決心」でした。



「普通にヘラヘラしていては、酔っ払いや危険な場面に遭遇してしまう!」
やや「気合を入れた雰囲気」を装いながら
ギターをかき鳴らし、歌を歌っておりました。
ところが
本人の思惑以上に、「怖い印象が」あったようですね。(加減が出来ない性分)



「家出娘ちゃん」や「息子ちゃん」たち(言い方は可愛い)が、
ぐるりと輪をかいてるなんて、普通にありましたね。
そんな子たちに向かって「30女がガン飛ばす。」(サイテーーー。。(´∀`*;)ゞ)



まー。
笑えるほど(笑えない事も)色んな事がありましたね。

当時の私のこと、怖かった人、ごめんね。
「わざとの装い」だから許してね。

st3.jpg

やるとなったら「極端な事しか出来ない」のは昔からです。
「わかりやすいでしょ?この性格♪」(ポジティブ)
「なんなら今でもやりましょか?」(笑)



いつからかストリートから場所を移し、
彼は、その後も各所で音楽を続け、音楽事務所も決まったり。
私は、ライブバーでマイペースに弾き語りを続けたり、
ごくたまーに、共通のライブバーで会うくらいで、
気が付けばもう15年の時を経ていました。



そして6月4日。

当時の仲間との再会をさせていただきました。



私が難病の告知を受けた当初、男泣きしてくれた人。
ヘビースモーカーな連中が集まり(私も病気になるまでは同じく)
「Akiraが来るから、今日は禁煙ライブや!みんなタバコ吸うな!」
そう言ってくれた仲間も決して1人ではありませんでした。


「以来、独自の呼吸法で何とか歌えるようになりました。」


「本当に沢山の仲間の思いの中、私は今も歌を歌う事が出来ています。」


本当に苦しかった時間
「支えるよ!!大丈夫!!」

そんな友人たちの声がたくさん聞こえてきました。

IMG_8295333.jpg

その時からです。
が「時間」に対して敬意を払うようになったのは。
人と逢うということは「その人の人生を借りているのだ。」と。



「私はこの人たちの人生の時間を貸してもらっている。」



今は「心友」となりましたが、
最初は「行きつけの憧れの美容師さん」だった彼女もその1人です。
立派にお店を経営し、従業員も沢山雇い、とても忙しい最中でした。
私の発病をを知って以来、彼女は「自分の人生の時間を私に分けて」くれました。


彼女がとても多忙で大変な状況だと言うことは分かっていたけれど
一切私にそんな様子を見せることは無く、
大好きなタバコも「いいよ♪吸ってね♪」と言う私に、
「私はAkiraちゃんの前で今後一切タバコを吸うことはないからね。」
涙を浮かべ、しっかりした口調で私に言ってくれました。



そして、私の病気が落ち着きを見せた今も
「ここ✨」と言う時は必ず彼女にセットしてもらいます。
彼女が呆れるくらいに「超不器用」な私。
「髪を巻く」なんて至難の技。。ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3ヽ

  IMG_8329333.jpg

めでたく、彼女にセットしてもらった髪で、晴れの舞台へと向かうことが出来ました。




引き出物の中には「✨当日発売の彼のCD✨」



翌日、車中で彼のCDを聞いてみると、涙が溢れて止まりませんでした。



彼のCDの中には、あの中学生の頃から抱えて離さなかったモノたちが余るくらいにあって
それらが扉を開けて、私の頭の中をどんどん占拠し、やがては空っぽにして、
心に色とりどりの花を咲かせてくれました。

IMG_8347333.jpg  

「琢磨」分かっているよ。

私もずっと忘れていないよ。

どうやったら忘れられるのかを聞きたいくらいに。

一冊の本が出来るぐらいに鮮明に、沢山の言葉を現在(いま)も握りしめています。



数年前「空へ旅立った音楽仲間」がいました。
私が座ったテーブルには、その彼の席が用意されていました。



2人の晴れの日に
こんなに大きくて優しいプレゼントをもらえて何て幸せなんだろう。
「本当にありがとう。生きていて良かった。」
これからも変わらず歌っていてね。
「しっかり者の奥さま」と共に、仲良く縁をつないで行ってね。

 

「シンガーソングライター」琢磨(たくま)これからも応援しています♪

IMG_8343333.jpg



「縁」〜えにし〜


これからも自分が通った道、出会った人。抱えて離せないものだけを見つめて
生きて行こうと、また改めて思いました。
沢山の時間を分けてくれた人たちへの言葉を胸に抱きながら。







☆PHOTOはコチラで販売中です☆
 あなたの感性を伝えるストックフォトサイト TAGSTOCK
☆応援クリックお願いします☆

 にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
にほんブログ村



スポンサーサイト
この記事へのコメント
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
http://soraironobudousyu.blog.fc2.com/tb.php/343-3f9d1f6d
ようこそAkiraのときへ

















このブログの主題歌を作ってみました。
「La Douceur」
〜葡萄色の夜明けの唄〜



作詞・作曲・編曲・唄:Akira





「果てない感動」

「ギタリストの兄の旋律」に纏われ過ごした子供時代。
自身の分身を産み出すように
押し寄せる波のように
「激しいまでに美しい音色」が
いつも私の耳元で鳴り響いていた。
その音色はまさに「天に届くもの」

IMG_7929のブログ

作詞をする。
作曲をする。
アレンジで風に色をつける。
風をまとい、歌い響かせ昇天する。

亡き父が愛したカメラの世界。
感じる。
動く。
焦点を定める。 息を止め、シャッターに触れる指先。

ブログヘッドデザイン原本 のコピー

最後の時計が止まる瞬間まで、愛おしさに焦点を合わせ続けた父。
大切なものを守る為には、他を捨て去る事に何のためらいも無かった父。

「一瞬たりともぶれない焦点世界」

私が愛してきた音楽と同じ。
父亡き後、その世界へと歩き出す。

写真を撮るのは、歌を唄うのは

「あなたがいるから」
「あなたがいたから」

「この愛がすべて」そう響かせて。

IMG_0342 のコピーブログ

「Akira」(アキラ)歌と共に

14725477_akira.jpg
シンガーソングライター、
アレンジャー、
ヴォイストレーナーとして活動中


2016.1.1
ユニット「風美」fu-bi
HP開設致しました。
プロフィールブログ
☆下のリンクからどうぞ☆

リンク
もぎたてエッセイ
味わった人からのお言葉
カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カテゴリ
おてがみどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文: