〜葡萄色の夜明け〜
命のクリスマスソング〜わたしと音楽とあなたに在るもの〜


「音楽で人を救う事って出来ますか?」


以前、そんな問いかけがありました。



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Photo By 「mg」



正直、返答に悩みました。


私自身、その答えは無いものだと思っていましたから。





けれど、答えはここにありました。





「マルコさん。聞こえていますか?」

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私と出会った頃


あなたは「余命日記」というタイトルで


ブログを綴られていらっしゃいましたね。





そしてある日



「Akiraさんの歌を聴きたい」と仰ってくださり


少し戸惑いながら


私はあなたに自分の曲を送りました。




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「Akiraさんからいただいた曲、毎日聞いています。」


スマホにダウンロードしてるので、どこでもいつでも聴けるんです。」


ある日


「Akiraさんの歌声を聞くと、何故だか涙が出るの。母が亡くなった時にも泣けなかったのに。


Akiraさんが撮る写真は、見れば見るほど母の感性と似ているの。」




「不思議ね。」


「不思議な出会いよね。」と


少女のように無邪気に喜んで下さいましたね。


 

そして、お調子者の私は


「お誕生日に曲をプレゼントしよう♫」そう思いました。

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ですが私のコンディションと言うと


正直、まだまだ難病と上手に渡り合うことが出来ずに


息切ればかりでまともな歌など歌えない状況でした。



けれど



あなたが確かな愛と歓びの中に存在(いき)ていた事をどうしても渡したくて、



夢中で歌詞を書き上げ



未熟な声を振り絞るように歌い



1日で



作詞、作曲、アレンジ、レコーディングをしました。



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2011年

あなたが居なければ、この曲は産まれませんでした。



私にとってのクリスマスは


「年に一度この曲を聴く日」となりました。



その後



あなたは、ブログタイトルを



「余命日記」から「生命日記」へと改められました。



「余命日記」がいつか「生命日記」になればいいのにな。





出会った頃から私がずっと待ち望み、


願い続けたことでした。


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改名された「生命日記」の中であなたは



ご自身の思いの舌触りまでもを丁寧に味わうように


綴り続けておられましたね。





そして最後に「一冊の著書」を出版されました。

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あの日私に「泣けなかったの」そうもらした



亡きお母様への思いを込めた



「限りない愛の一冊」






届いた本を手にして


その重さに押し出されるように涙が流れました。

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「ああどうしよう、、私はすごい瞬間に立ち合わせてもらっているのだ。」
   


とにかくそわそわして落ち着かない私。



その軽妙なエッセイの中の可愛い言葉のやりとりは、



母娘ならではの



「とびきりの心地よさ」を紡ぎ出していました。






やがて あなたは




澄んだ空に吸い込まれるように




身体を軽くされました。


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「音楽で人は救えますか?」




「救う」と言う一方のみは、おそらく無いでしょう。



けれど、音楽は架け橋となります。


そう


「そこにあなたがいるから」




「出会えた架け橋の上で、抱き合う事なら出来ます。」

 



私は音楽が大好きです。



今もあなたを感じられるこの音楽が大好きです。




「メリークリスマス」

IMG_5883.jpg 


「今年もあの橋の上で抱き合いましょう。」



温かな夜です。

 
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この記事へのコメント
1510. どんぐり博士   URL  2017/12/26 06:20 [ 編集 ]
メリークリスマス
誰もいない早朝の会社
ピアノの曲を聴きながら仕事をしております。
1日の中でこの時間が一番落ち着く。
音楽は架け橋だよね
1511. Akira   URL  2017/12/28 22:34 [ 編集 ]
随分と遅くなったー(笑)
またみんなで逢いたいねー♫
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ようこそAkiraのときへ

















このブログの主題歌を作ってみました。
「La Douceur」
〜葡萄色の夜明けの唄〜



作詞・作曲・編曲・唄:Akira





「果てない感動」

「ギタリストの兄の旋律」に纏われ過ごした子供時代。
自身の分身を産み出すように
押し寄せる波のように
「激しいまでに美しい音色」が
いつも私の耳元で鳴り響いていた。
その音色はまさに「天に届くもの」

IMG_7929のブログ

作詞をする。
作曲をする。
アレンジで風に色をつける。
風をまとい、歌い響かせ昇天する。

亡き父が愛したカメラの世界。
感じる。
動く。
焦点を定める。 息を止め、シャッターに触れる指先。

ブログヘッドデザイン原本 のコピー

最後の時計が止まる瞬間まで、愛おしさに焦点を合わせ続けた父。
大切なものを守る為には、他を捨て去る事に何のためらいも無かった父。

「一瞬たりともぶれない焦点世界」

私が愛してきた音楽と同じ。
父亡き後、その世界へと歩き出す。

写真を撮るのは、歌を唄うのは

「あなたがいるから」
「あなたがいたから」

「この愛がすべて」そう響かせて。

IMG_0342 のコピーブログ

「Akira」(アキラ)歌と共に

14725477_akira.jpg
シンガーソングライター、
アレンジャー、
ヴォイストレーナーとして活動中


2016.1.1
ユニット「風美」fu-bi
HP開設致しました。
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